2019年7月6日土曜日

紙飛行機の紹介:福長式天龍10号


1922年に作られた日本初の旅客機、天龍10号です。旅客機として乗客4人が乗れるキャビンを備えており、乗員はその後ろのオープンコクピットから顔を横に出して操縦したそうです。浜松と東京、大阪間の旅客輸送を目指しましたが、実現には至りませんでした。実際に日本で旅客輸送が始まるより、十年前のことでした。しかし、関東大震災の際には、物資輸送などで貢献したそうです。

浜松の会の原点の紙飛行機でもあります。型紙は何種類かあるようですが、写真のものでは特にその特徴たるキャビンやずんぐりとした胴体が丁寧に表現されています。

0 件のコメント:

コメントを投稿